ニュース
邸宅を改装した一棟貸しホテルがオープン 「時休」の概念を提案:穴吹邸(1/2 ページ)
INAKA TOURISMは9月29日、1日1組の貸し切り利用が可能な一棟貸しホテル「穴吹邸」を香川県高松市にオープンする。料金は1泊2食付き4人利用の場合、1人7万円から。
INAKA TOURISMは9月29日、1日1組の貸し切り利用も可能な一棟貸しホテル「穴吹邸」を香川県高松市にオープンする。888平米の敷地内に日本庭園や屋外スパ、フィンランド式サウナを備えた宿泊施設で、料金は1泊2食付き4人利用の場合、1人7万円から。
瀬戸内の自然を感じる一棟貸し邸宅ホテル
JR高松駅から車で約5分、直島や豊島、小豆島など、瀬戸内の島巡りの拠点となる高松エリアに建つ邸宅。オーナーの穴吹英太郎氏が以前住んでいた場所でもあり、亡くなった祖父から受け継いだ屋敷を改装したという。
「瀬戸内の、時を休む宿」をコンセプトに、忙しい現代人に向けて、何にも縛られない時間を作る休み「時休」の概念を提案。「日本の旅には、過ごし方の幅を持たせる必要があり、時間の余白を楽しむ過ごし方に価値を持たせたい。現代人に必要な旅での過ごし方を提案したい」としている。
北欧家具や本格サウナを導入
邸宅は2階建てで、熟練の庭師が手掛ける日本庭園や天守付建屋、露天風呂、フィンランド式サウナなど設備を導入。1階はエントランスや和室ラウンジ、ダイニング、テラス、キッチン、バスルーム、サウナ、屋外スパ、ウッドデッキなどがあり、2階が2〜4人利用が可能な5つの客室やライブラリーとなっている。
家具は「CARL HANSEN & SON(カール・ハンセン&サン)」「FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)」といった北欧家具メーカーでそろえ、家族や仲間とゆったりと過ごせる空間を提供する。
関連記事
- ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - なぜ山善の「焼肉グリル」は25万台も売れたのか 開発のヒントが面白い
山善の「焼肉グリルシリーズ」が売れている。第1弾が登場したのは、2020年7月のこと。その後、第2弾、第3弾を投入し、22年7月現在で累計25万台を突破した。なぜホットプレートがこれほどウケているのだろうか。人気の秘密を取材したところ……。 - ウェンディーズは「いま」どうなっているのか わずか1店舗からの“ウルトラC”
都市部を中心に「ウェンディーズ」の店を見かけるようになった。バブル時、100店を超えるほどの勢いがあったチェーン店はいまどうなっているのだろうか。同社の会長と社長を取材したところ……。 - キユーピーの「ゆでたまご」が、なぜ“倍々ゲーム”のように売れているのか
キユーピーが販売している「そのままパクっと食べられる ゆでたまご」が売れている。食べことも、見たことも、聞いたこともない人が多いかもしれないが、データを見る限り、消費者から人気を集めているのだ。なぜ売れているのかというと……。 - 「世界一勤勉」なのに、なぜ日本人の給与は低いのか
OECDの調査によると、日本人の平均年収は韓国人よりも低いという。なぜ日本人の給与は低いのか。筆者の窪田氏は「勤勉さと真面目さ」に原因があるのではないかとみている。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.