愛があると思う献立 3位「毎日異なる献立」、2位「食べる人の好みに合っている」、1位は?:料理のモチベーション
旭化成ホームプロダクツが「持続可能な家庭料理と愛に関する意識調査」を実施。週に5日以上料理をする2人暮らし以上の男女300人に聞いた結果は?
「毎日料理をつくることが愛である」と考えている人は54.0%――そんな結果が旭化成ホームプロダクツ(東京都千代田区)の実施した調査で分かった。
「『毎日料理をつくるのが愛である』という考え方が、あなた自身の考えとしてあると思いますか?」と質問すると、「ある」が14.3%、「少しある」が39.7%、「あまりない」が31.3%、「まったくない」が14.7%という結果に。
どのような献立に愛があると考えるか尋ねると、1位は「栄養バランスがとれている」(72.3%)、2位は「食べる人の好みに合っている」(58.0%)、3位は「毎日異なる献立である」(34.0%)だった。同社は「大切な人を思って、相手の健康や気持ちをくんで料理をすることが愛であると認識していることが分かる」とコメントした。
毎日料理をつくることについては、「面倒」(44.0%)という回答が最も多く、「疲れる」(34.3%)、「仕方なくやっている」(30.3%)と続いた。
毎日の料理に対して「疲れる」「面倒」「仕方なくやっている」「やりたくない」と感じる理由を聞くと、「献立を考えるのが大変だから」(66.7%)が最も多く、「毎日続けることが大変だから」(50.5%)、「後片付けが大変、面倒だから」(37.4%)と続いた。同社は「献立を考えるところから後片付けをするところまでの一連の流れを、毎日繰り返すことへの気苦労が、料理に対するモチベーションの低下につながってしまっていることが分かる」とコメントした。
今回の調査は、週に5日以上料理をする20歳以上の男女(2人暮らし以上)を対象にインターネットで実施。調査時期は2022年8月で、300人から回答を得た。
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