ニュース
役目を終えた海上コンテナを再利用 白馬村にコンテナホテルがオープン:ラーメン屋「高橋家」と連結(1/2 ページ)
宿泊施設を運営する「raw」は9月30日、長野県白馬村にコンテナホテル「raw_(ロウ)」をオープンした。施設の特徴は……。
宿泊施設を運営する「raw」は9月30日、長野県白馬村にコンテナホテル「raw_(ロウ)」をオープンした。役目を終えた海上コンテナを再利用した宿泊施設で、宿泊は1日3組限定。
「raw_」は、長野県白馬村にあるコンテナホテル。海上コンテナを再利用して素材感を生かし、一棟ごとに独立したプライベート空間に仕上げた。大中小の3つの部屋を備え、スキーや登山などのアウトドアで白馬村を訪れる人をターゲットに宿泊営業をスタートする。
スキー場やJR白馬駅などにもアクセスしやすい国道ロードサイドに位置し、隣接する同じくコンテナ建築のラーメン屋「高橋家」と連結してひとつの大きなコンテナ複合施設が誕生する。
コンテナホテル概要
「raw_」の建物は、役目を終えた海上コンテナを組み合わせてできている。海上コンテナの耐久年数はおよそ15年といわれ、年数を経ると国際輸送用から国内市場用に回される。その後、コンテナとして使用できなくなったモノを倉庫やコンテナハウスとして再利用するケースが増えており、「コンテナホテル」という宿泊施設は近年注目度が高まっている。
繰り返しの衝撃にも耐えられるようつくられたコンテナは、耐水・耐火性に優れたとても頑丈な「箱」で、建材としても安心して利用できるという。
関連記事
- 「大量閉店」に追い込まれたのに、なぜクリスピーは“復活”したのか
クリスピー・クリーム・ドーナツの売り上げが好調だ。売り上げが落ち込んで大量閉店に追い込まれたのに、なぜ復活できたのだろうか。取材したところ、2つの理由が浮かんできた。 - スノーピークは「法的措置」を準備してはいけない、これだけの理由
アウトドアブランドの「スノーピーク」が、怒りのリリースを発表した。同社の山井梨沙社長が「不倫辞任」したことに対して、全く関係のないデマが増えているので、やった人間を訴えると警告しているのだ。しかし、スノーピーク社のスタンスにもやもやしている人も多いのではないだろうか。なぜかというと……。 - ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - なぜ山善の「焼肉グリル」は25万台も売れたのか 開発のヒントが面白い
山善の「焼肉グリルシリーズ」が売れている。第1弾が登場したのは、2020年7月のこと。その後、第2弾、第3弾を投入し、22年7月現在で累計25万台を突破した。なぜホットプレートがこれほどウケているのだろうか。人気の秘密を取材したところ……。 - ウェンディーズは「いま」どうなっているのか わずか1店舗からの“ウルトラC”
都市部を中心に「ウェンディーズ」の店を見かけるようになった。バブル時、100店を超えるほどの勢いがあったチェーン店はいまどうなっているのだろうか。同社の会長と社長を取材したところ……。 - 「世界一勤勉」なのに、なぜ日本人の給与は低いのか
OECDの調査によると、日本人の平均年収は韓国人よりも低いという。なぜ日本人の給与は低いのか。筆者の窪田氏は「勤勉さと真面目さ」に原因があるのではないかとみている。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.