ニュース
JR西、新しい観光列車を24年秋に導入 地域の魅力を発信:コンセプトは?
JR西日本は新しい観光列車を2024年秋に導入すると発表した。コンセプトは「地域の華(はな)を列車に集めて、お客さまと地域の縁を結ぶ列車」だ。
JR西日本は10月12日、新しい観光列車を2024年秋に導入すると発表した。コンセプトは「地域の華(はな)を列車に集めて、お客さまと地域の縁を結ぶ列車」。同列車を通して、各地域の魅力をアピールする狙いだ。
キハ189系の車両を改造する予定で、車体カラーは紋付き染めで最高級とされる檳榔子(びんろうじ)染めの色をベースとする。どこを走っていても沿線や駅舎に映えるデザインになるという。
利用客がゆっくりと過ごせるような空間づくりを目指す。定員は54席(3両編成)で、ハイグレードな仕様とした。価格帯はグリーン車以上を予定している。車内には、利用客が歓談したり地域住民によるイベントが楽しめたりするフリースペースを設ける。
運行ルートの第1弾は、敦賀から若狭・京都府北部を通り、城崎温泉までを結ぶ旅を予定している。
同社は、「今後、列車名や運行の詳細が決まったら、改めて告知する」としている。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - なぜ女子の半分が泳いでないの? ジェンダーレス水着の開発者が語った“忘れられない光景”
フットマークのジェンダーレス水着が話題になっている。性の悩みだけでなく、さまざまな理由で「肌を隠したい」生徒のニーズに対応するのが狙い。開発者にその背景を聞いた。 - パソナの淡路島移転計画はどうなっている? 家族で引っ越した社員が語ったリアルな日常
パソナが着々と社員の淡路島移住を進めている。実際に働いている社員はどういったことを考えているのか。現地で増えている商業施設の状況も取材した。 - 290円ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体
朝食に力を入れる外食チェーンや飲食店の動きが目立ってきた。ハンバーグ専門店「びっくりドンキー」、タピオカや台湾料理の専門店「春水堂」などが参入している。どのような戦略を打ち出しているのか。 - IT駆使して人気だった「ブルースターバーガー」なぜ閉店? プロが指摘する「接客不要」の落とし穴
外食DXの成功例としてもてはやされた「ブルースターバーガー」。完全キャッシュレス、非接触のスタイルが画期的だった。行列ができるほど人気だったのに、なぜ全店閉店に追い込まれたのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.