単身者向け「住み続けたい駅」TOP10で「東急世田谷線」が半数を占めた理由：たった10駅しかないのに（1/2 ページ）

単身者向け「住み続けたい駅ランキング」で「東急世田谷線」が圧倒的人気を誇った。トップ10に5駅もランクインしたのだ。どちらかといえばマイナーな印象だが、なぜこんなに人気なのか。

[ITmedia]

　リクルートは「首都圏 東京23区シングル家賃8万円以下の住み続けたい駅ランキング」の結果を発表。1位は南阿佐ヶ谷駅（東京メトロ丸ノ内線）、2位は山下（東急世田谷線）、3位は上町（東急世田谷線）だった。

　2位の山下、3位の上町を含め、トップ10には「東急世田谷線」の駅が数多くランクインした。その数はなんと5駅。東急世田谷線の駅数は10駅なので、半分がランクインしていることになる。

　しかし、東急世田谷線は他の路線と比較して主要どころではない、という印象なのが正直なところ。なぜここまでの高い人気を誇っているのだろうか。

なぜ「東急世田谷線」は若者から愛されるのか（提供：ゲッティイメージズ）

東京23区シングル家賃8万円以下 住み続けたい駅ランキングTOP10（出所：プレスリリース）

東急世田谷線の概要

　東急世田谷線は、三軒茶屋駅〜下高井戸間を連接の2両編成で運行している。停車駅は「三軒茶屋」「西太子堂」「若林」「松陰神社前」「世田谷」「上町」「宮の坂」「山下」「松原」「下高井戸」の10駅。世田谷区民の身近な足として親しまれている。

世田谷線はたったの10駅しかない短い路線（公式Webサイトより）

三軒茶屋駅〜下高井戸間を連接の2両編成で運行（公式Webサイトより）