「全国旅行支援」で訪れたい都道府県 3位「京都」、2位「沖縄」、1位は?:400人にアンケート
ガレージファクトリーは、全国旅行支援と国内旅行についてアンケートを実施し、全国の男女400人から回答を得た。同制度を「利用したい」と答えた人は60%に上り、行きたい都道府県は北海道が1位に選ばれた。
仕事に役立つ調査データ:
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10月11日からスタートした政府の観光需要の喚起策「全国旅行支援」。食や旅行情報の発信サイト「NoBEST(ノーベスト)」を運営するガレージファクトリー(東京都渋谷区)は、全国旅行支援と国内旅行についてアンケートを実施し、全国の男女400人から回答を得た。同制度を「利用したい」と答えた人は60%に上り、行きたい都道府県は北海道が1位に選ばれた。
最初に、全国旅行支援を利用したいかどうか尋ねたところ、「利用したい」は60%、「利用したくない」は17%、「分からない」が23%という結果になった。
「利用したくない」と答えた67人に理由を聞いたところ「割引にあまり興味がない」(23人)、「全国旅行支援をよく知らない 」(22人)という回答が多かった。
旅行の計画を立てる際に気になる項目を尋ねたところ、「旅行プランや宿泊代の料金」(60%)、「割引が利用できるかどうか」(51%)が上位を占めた。以下、「旅行先の混雑状況」(41%)、「感染状況や感染者数」(36%)――などと続いた。
秋の旅行でやりたいことを聞いたところ「宿や温泉」(64%)、「グルメ、食べ歩き」(51%)が多数を占め、次に「観光」(42%)が続いた。
日帰りまたは国内旅行で行きたい都道府県を聞いたところ、1位が北海道(18%)、2位が沖縄(9%)、3位が京都(8%)となった。以下、4位東京(6%)、5位神奈川(5%)、6位長野(4%)――と続いた。
理由を尋ねると、北海道と回答した人からは「グルメ」「温泉巡り」「自然を楽しみたい」、沖縄と回答した人からは「暖かいところに行きたい」「ホテルでリゾート気分を楽しみたい」――といった声が寄せられた。
調査は全国の20歳以上の男女を対象に10月17〜18日にインターネットで行い、400人から回答を得た。
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