亀田の社員も解けない? 「ぽたぽた焼」難しすぎるクイズに反響 包装にもこだわる理由:生活に喜びと潤いを届けたい(1/3 ページ)
「心のやさしい人が、コンビニでよく買うものな〜んだ?」――。先日、亀田製菓の「ぽたぽた焼」の個包装に載せられたなぞなぞがSNSで「難しすぎる」と話題になった。個包装に載せるなぞなぞや豆知識は、どうやって作っているのだろうか。
「心のやさしい人が、コンビニでよく買うものな〜んだ?」――。先日、あるなぞなぞがSNS上で「難しすぎる」と話題を呼んだ。なぞなぞは「柿の種」などで知られる亀田製菓(新潟市江南区)の人気米菓「ぽたぽた焼」の個包装に載っているもの。ぽたぽた焼と言えば、「おばあちゃんのちえ袋」として紹介される生活上の豆知識が人気を博した。こうしたなぞなぞや豆知識は、どうやって作っているのだろうか。味わいだけでなく、個包装に載せる豆知識にもこだわる理由を、担当者に聞いた。
「SNSでここまで反響が広がるとは、社員の誰一人想定しておらず驚きました」
こう話すのは、亀田製菓マーケティング戦略部で、ぽたぽた焼ブランド担当を務める沼田都さんだ。
話題の発端は8月21日。「僕を60時間苦しめた問題です」として、このなぞなぞが載った個包装の画像がTwitterに投稿された。26日現在、10.7万件を超える「いいね」が押され、大きな反響となっている。リプライ(返信)欄には「贖罪(食材)」「アイス(愛す)」など、さまざまな回答が寄せられ、大喜利のような状態に。
亀田製菓も公式Twitterアカウントで「ぽたぽた焼が悩ませてしまったようで・・」と申し訳なさげにツイートした。反響を受け、社内でも複数の社員がなぞ解きに挑戦したというが、ヒントを出すまで誰も答えることができなかったという。
なぞなぞのアイデアはどうやって考えている?
特製の濃厚な砂糖じょうゆに、サクサクと食べごたえのある食感が特徴のぽたぽた焼。1986年の発売以来、老若男女に愛され、亀田製菓を代表する商品だ。この味わいに引けを取らないほど話題を集める、個包装のなぞなぞや豆知識のアイデアは、誰が、どのようにして発案しているのだろうか。
「アイデアはブランド担当者を含め、同じ部署内の社員が複数人でアイデアを出し合って考えています。どんな内容にすれば最もお客さまに楽しんでもらえるか、毎回、議論が白熱しています」(沼田さん)
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