Z世代が身だしなみで意識していること 3位「服装」、2位「メーク」 1位は?:コロナ禍も影響
「マイナビ転職」と「Z総研」の共同プロジェクト「はたらきかたラボ」が、Z世代の身だしなみと働き方について調査を行った。同世代が職場や学校で意識している点とは?
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
Z世代(1995年以降生まれの世代)を対象としたシンクタンク「Z総研」と、マイナビが運営する「マイナビ転職」の共同プロジェクトである「はたらきかたラボ」が、Z世代の身だしなみと働き方について調査を行った。その結果、Z世代が身だしなみで最も意識していることは「髪形」だと分かった。
Z世代が職場や学校での身だしなみで最も意識していることは「髪形」(37.1%)で、「メーク」(28.6%)、「服装」(11.7%)と続いた。回答した人からは「髪が整っていると自信が持てて明るくいられるから」「第一印象を良くするため」「見た目から美しくいたい」などの意見があった。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、身だしなみに関して変化したことを聞くと、最も多かったのは「メーク」(60.6%)だった。以下は「スキンケア」(48.4%)、「ヘアケア」(32.4%)と続いた。「リモートのときは目元(のメーク)を特に気にする」や「顔がマスクで隠れているので髪形はきちんとしている」など、コロナ禍によって気にするようになった身だしなみのポイントもあることが分かった。
また、職場での服装制度を自由に選べるとしたらどれが良いかという問いには、「服装・髪形が完全自由」(68.5%)という意見がダントツだった。次いで「オフィスカジュアル指定」(18.8%)、「制服や作業着の着用必須」(12.7%)と続いた。
ダントツ人気の「完全自由」だが、その範囲については人によって認識が異なるようだ。
回答者からは「服装・髪形自由の文字だけを見たら、とりあえず指定はないと捉えている。ただ、細かい部分は実際に社員さんとお会いして、職場の雰囲気をつかむまでは正直分からない」や、「自由の定義としてはその人が家から出られる服装であれば良いと個人的には捉えている。ただ、休日でもその日の予定に合わせてTPOで着る服を考えるように、仕事だから・休日だからという理由ではなく純粋にTPOを考えて服を選んでいる」といったコメントがあがり、TPOを重視する姿勢が明らかになった。
はたらきかたラボは今回の調査結果について、Z世代が自分の視点だけでなく、「清潔感」「第一印象」といった“相手目線”でも身だしなみを意識していることが分かったと分析している。
調査は全国の18〜25歳の男女213人を対象に、インターネットで実施した。期間は9月9〜14日。
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