「EVに乗り替えて満足」65%、「不満」わずか7%
なぜエンジン車ではなく、電気自動車(EV)に乗り替えたのですか? BEV(バッテリー式電気自動車)を所有している男女に聞いた。
なぜエンジン車ではなく、電気自動車(EV)に乗り替えたのですか? BEV(バッテリー式電気自動車)を所有している男女に聞いたところ「地球環境に優しい」(56.7%)と答えた人が最も多く、次いで「グリーンエネルギー自動車補助金などの制度があった」(38.7%)、「EV自体に興味があった」(28.5%)であることが、比較サイトを運営するウェブクルー(東京都世田谷区)の調査で分かった。
EVの満足度を尋ねたところ「大満足」(14.3%)、「満足」(50.6%)、「普通」(27.8%)、「やや不満」(6.2%)、「とても不満」(1.1%)だった。
「満足」と回答した人の合計は64.9%。一方、「不満」と答えた人の合計は、わずか7.3%と1割にも満たない結果に。EVに乗り替えて、満足している人が多いことがうかがえた。
今後、EVに乗る人が増えると感じている人は、どのくらいいるのだろうか。「とても増えると思う」26.9%、「やや増えると思う」55.0%に対し、「減ると思う」は2.2%だった。「増えると思う」と答えた人の合計は、8割を超えた。
BEVに乗り替えて感じた「魅力」と「課題」について尋ねたところ、「やはりガソリンに頼らない走行ができるのは大きなメリット。普及が進むことで充電スポットも当たり前になっていくと思うので、利便性は今後さらに上がると考えている」(30代男性)、「EVは排気ガスが出ないので、地球温暖化防止に有効。ただし、電池の性能に左右されるので、EV浸透の重要なカギとして電池の高性能化に期待したい」(40代男性)などの声があった。
インターネットを使った調査で、BEVを所有している男女1015人が回答した。調査期間は9月16〜17日。
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