マンションの騒音トラブル 2位「声がうるさい」、1位は?:集合住宅の悩み(1/2 ページ)
AlbaLinkは、集合住宅に住む500人を対象に「アパート・マンションの騒音トラブルに関する意識調査」を実施。悩んでいる(いた)騒音トラブル1位だったのは?
仕事に役立つ調査データ:
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「訳あり物件買取プロ」を運営するAlbaLink(東京都江東区)は、集合住宅に住む500人を対象に「アパート・マンションの騒音トラブルに関する意識調査」を実施した。その結果、悩んでいる(いた)騒音トラブル1位は「足音が響く」で、特に「夜間に響く音」に悩んでいる人が多いことが分かった。
78.2%が「騒音に悩んだことがある」
「騒音に悩んだ経験」については、78.2%が「ある」と回答。具体的に「悩んでいる(いた)騒音トラブル」内容は、1位「足音が響く」(126人)、2位「声がうるさい」(94人)、3位「宴会が騒がしい」(38人)、4位「大音量の音楽」(32人)だった。
「足音」「声」などに加え、「音楽」「楽器」「テレビ」など、音響機器の音に悩んでいる人も多いようだ。時間帯は夜が多いようで、回答者からは「上の階に住んでいる人の足音がドスドスと非常にうるさく、夜中に動かれるとビックリして起きるくらいだった」(50代男性)、「隣の住人がよく夫婦ゲンカをしていて、夜中寝られないことがよくあった」(30代男性)といったコメントがあった。
騒音が気になったときは「管理人、管理会社に連絡する」
「騒音が気になったときの対処法」は、1位「管理人、管理会社に連絡」(268人)。次いで2位「何もせず我慢」(185人)、3位「直接注意する」(35人)、4位「壁・天井を叩く」(18人)と続いた。
近隣トラブルが怖いこともあり、騒音を出している人に直接注意するのではなく、管理人や管理会社などを通して対策してもらう人が多いようだ。一方、あきらめの気持ちからか、「我慢」「耳栓で対策」「窓を閉める」など、騒音元への働きかけはしない人もいた。
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