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ローソン、糖質を抑えて食物繊維が摂れるパン、弁当を発売 健康志向の高まりに対応
カロリーや糖質を減らしつつ、たんぱく質や食物繊維などの栄養素を摂取できる製品群がラインアップされる。
ローソンは11月8日から順次、普段食べているメニューで「糖質」を減らせる商品や、「たんぱく質」「食物繊維」などが摂れるパン、弁当、おにぎりを発売する。また、同日からおいしさはそのままでさらに糖質を下げた「ブランパン」シリーズをリニューアル発売し、高まる健康志向に対応する。
同社の3〜8月の健康関連商品の売上高は、前年同期間と比較して約1割増と好調だ。コロナ禍で健康への意識が高まっていることから、カロリーや糖質などを「減らす」だけではなく、「たんぱく質」「食物繊維」などの栄養素を積極的に「摂りたい」というニーズが増えている。
今回発売する「メロンパン」「クリームパン」「つぶあんぱん」は、糖質を抑え、食物繊維が摂れる商品に仕上げた。他にも食物繊維が摂れる「のり弁」や、たんぱく質と食物繊維が摂れる「サンドイッチ」など、健康関連商品を複数用意。馴染みのあるメニューに健康機能を加えることで、これまで健康関連商品を購入していなかったユーザーのニーズにも応えていく。
今回リニューアル発売する「ブランパンシリーズ」は、小麦粉と比べて糖質が少なく、食物繊維などの栄養成分を多く含む“ブラン(穀物の外皮)”を使用している。2012年から販売しているロングセラー商品で、同商品を購入するユーザーはダイエットや健康維持を目的に「糖質の低さ」に価値を感じている。そのため今回のリニューアルでは、ミックス粉の配合を調整して糖質を2.2グラムから2.0グラムへ下げ、ぶどう糖をはちみつに変更した。
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