ファミリーマートは鶏原料を使用した「丸鶏だし」を使い、本格派の味わいに仕上げた「超中華」シリーズの開始した。11月8日にはプライベートブランド「ファミマルKITCHEN」から、「丸鶏の旨味とコク!チャーシュー炒飯」など5品を発売。プライベートブランドの品ぞろえを強化することで、売り上げに貢献する狙いだ。
素材の味を引き立て、調味料の味や香りを生かすことに加えて、全体の味をまとめる役割があるという「丸鶏だし」を使用した。
「丸鶏の旨味とコク!チャーシュー炒飯」(435円)は、玉子、ねぎ、チャーシュー、ご飯を炒め、塩ベースの「丸鶏だし」のうまみが特徴の中華湯で味付け。こいくちしょうゆとねぎ油で仕上げている。
「つるもち餃子の春雨スープ」(428円)は、つるもち食感の水ギョーザと、春雨、もやし、人参、チンゲン菜、きくらげ、玉子を盛りつけた食べ応えのある中華スープだ。「丸鶏だし」をベースにしょうゆやごま油の香りを効かせ、もろみでコクと深みを出した。
「もちっと皮のジューシー焼き餃子」(298円)は、豚肉と野菜のうまみを、もちっとした食感の皮で閉じ込めた。「丸鶏だし」をベースににんにく・生姜・中華調味料で旨味を効かせた餡を使用している。「回鍋肉」(398円)は、にんにく・酒で下味を付けた豚バラ肉を、豆板醤・甜麺醤・「丸鶏だし」のうまみが特長の中華湯などで炒めた。ごま油・香味ラー油を加えることで香りをつけている。
同社のプライベートブランド「ファミマル」は好調だ。発売以降11カ月連続(毎月)で日商前年比100%超えを記録。既存店日商にも好影響を与えているという。
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