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ワークマン、「洗えるフュージョンダウン」にジュニアサイズ 親子コーデに商機見いだす:価格据え置きの理由は?(3/3 ページ)
ワークマンは、2020年に発売し大きな反響があったPB(プライベートブランド)製品「REPAIRTECH 洗えるフュージョンダウン」シリーズで、ジュニアに対応した「ジュニアフーディ」を発売した。
サーマルストレッチワッフルジュニアクルーネック
「サーマルストレッチワッフルジュニアクルーネック」は、ワッフル素材を使用してストレッチ性があるため動きやすい。左腕にペン差しを付けている。価格は680円。
「ブロックフリーストレッキングクルーネック For JUNIOR」
「ブロックフリーストレッキングクルーネック For JUNIOR」は、トレッキングやハイキングで家族コーデができるようにした。裏側は暖かいブロックフリースで肌触りもよく、両脇はハニカムメッシュで体内の熱を逃がし蒸れにくい構造にしている。価格は680円。
ワークマンは「価格据え置き宣言」を実施
原材料費が上がり物流コストは増加しており、円安も進んでいる。だがワークマンは2月に「価格据え置き宣言」を発表。秋冬物の全PB製品の価格を据え置いている。さらに23年8月までの価格据え置き宣言延長を発表している。
同社は、「本当はつらいですが、こうした価格据え置きが可能な理由の1つが、ワークマンの独自開発素材の横展開です。当社ではヒット製品の約半数が独自開発素材を使っています。ジュニア製品に関しても大人用と同じ素材、製法を取ることによって素材の共有化を実現しており、価格維持につなげています」とコメントした。
価格は上げずに人気商品のシリーズ展開によって、売り上げを伸ばしていく構えだ。
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