物価高騰でクリーニングを「ためらう」約6割 手入れに悩む衣類は?:手入れに悩みも(2/2 ページ)
パナソニックは、「冬物衣類のお手入れ方法」についての調査を実施した。その結果、相次ぐ物価高騰により、クリーニングに出すのをためらうことが増えたと感じる人が52.6%おり、一番手入れに悩む冬物衣類は「ダウンジャケット」であることが分かった。
また、手入れする際の具体的な悩みでは、各アイテムにおいて「洗濯機のコース選び」がトップとなっている。洗濯機にさまざまなコースが搭載されているが、アイテムごとの使い分けが難しいと感じている人が多いことが伺える。
次に、冬物衣類の洗濯頻度について聞いてみると、毎回洗濯する人が最も多くなったアイテムが「パーカーやトレーナー」「カジュアルパンツ」のみであり、冬物衣類を毎回洗濯する人は少数派となった。
ニット類や、「ジーンズ」「スラックス」といったボトムスは2〜3回着用したら洗う人が多い傾向がみられた。また、「ジャケット」「コート」は自宅では洗濯しない、衣替えのタイミングまで洗濯しない人が多数派となった。
毎回洗わない理由については、ニット類は「型崩れしそうだから」「縮みそうだから」「毛羽立ち・毛玉になりそうだから」と回答した人が最も多く、ボトムスについては「冬は汗をかきにくいから」「汚れていないから」という声が多く挙がった。
また、衣替えの際に、服をどのようにしまっているかの質問では、「衣装ケースに入れたままにする」(41.2%)が最多となった。次いで「ハンガーにかけたままにする」「クリーニングの袋にいれたまま、ハンガーにかける」と続いた。
衣替え時の失敗の声には、「セーターを洗わずにしまったら白いカビが付着していた」(60代女性)、「衣装ケースにしまっていた服が、黄ばんでいた。匂いがよく落ちていなくて、とても困った」(40代女性)など、「黄ばみ」「匂い」「シワ」「虫食い」に関連するものが多く上がった。
調査は、全国の20〜69歳の洗濯、洗濯物干しを自身で週1回以上している男女500人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は10月11〜12日。
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