2015年7月27日以前の記事
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トイレ利用後に買い物しない人が約4割!? ローソンがトイレの扉にアートステッカーを貼った背景感謝を表現(4/4 ページ)

全国のローソン店舗のトイレ付近に、アートステッカーを貼る取り組みを始めた。トイレをいつもきれいに使ってくれる人への感謝を示す。背景にあるコンビニトイレの課題とは?

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アートトイレを展開

 ローソンでは、冒頭で紹介したアートステッカーを掲示する以外にも、11月18日から東京都と神奈川県の3店舗でトイレ全面をシールでデコレーションしたアートトイレを展開している。トイレを普段からきれいに使ってくれている人に向けて感謝の気持ちを伝えるのが目的だ。テーマは「ありがとう」で、福祉施設「PICFA(ピクファ)」に所属するアーティストが描いたという。


中央晴海三丁目店のトイレアート

中央晴海三丁目店のトイレアート

 PICFAは医療法人清明会が運営する「きやま鹿毛医院」(佐賀県基山町)内にある障がい者施設。アートトイレを展開するにあたり、ローソンから同施設のアーティストに対してデザイン費が支払われている。

 企画をした同社の合田氏によると、PICFA施設長の兄に障がいがあり、もともとトイレに行く回数が多かったという。そのため、家族で外出する際にはトイレ探しに苦労していた。そうした経緯もあり、合田氏が提案した今回のプロジェクトにも施設長は前向きに取り組んでくれた。

 誰もが使えるコンビニトイレを継続していくために、「きれいに使ってください」と協力を訴えるローソンの取り組みは浸透していくか。


馬車道店のトイレアート

馬車道店のトイレアート

3つのトイレアートには、共通して花の画像がある
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