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ANA、4年ぶりにCAを新卒採用 競合各社でも「採用再開」の流れ 23年度は本格復活か:既卒は23年度、新卒は24年度入社から(1/2 ページ)
ANAがCA採用の再開を発表した。新卒採用としては4年ぶりとなる。競合各社でも、採用再開の動きが始まっている。
全日本空輸(ANA)は12月7日、客室乗務職(CA)の新卒採用ならびにキャリア採用を再開すると発表した。キャリア採用を2023年度入社、新卒採用は24年度入社から再開する。同社によると、新卒採用は4年ぶりとなる。
ANAグループ各社もCAの採用を再開する。小型機を中心に運行するANAウイングスでは、ANA同様にキャリアと新卒採用を再開。グループの国際旅客便や貨物便を担うエアージャパンは、23年度入社のキャリア採用を再開する。詳細は今後、各社の採用ページで案内する。
ANAグループが採用の「中断」を発表したのは20年だ。コロナ禍による影響で国内外の移動需要が激減したことから、20年5月に21年度入社の採用活動を中断すると発表。グループ37社で3200人程度を予定していた。その後、7月にコロナ禍の収束が見通せず、事業計画の策定が困難という理由から、21年度入社採用の「中止」を発表した(運航乗務職、障がい者採用は継続)。
その後、22年度入社の新卒採用を一部職種に限定して実施。21年12月には、23年度入社の新卒採用を再開すると発表した。ただ、この時点では「誠に遺憾ではございますが、コロナ禍の中、客室乗務職の採用を再開できる状況ではございません。客室乗務職を志望いただいている皆様には大変心苦しく存じます」としていた。
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