W杯グループステージ、日本代表の試合で最も消費支出が多かったのは? Visaが発表:カード発行国では米国が最大の消費
Visaが、W杯カタール大会のグループステージにおける消費支出データを公表した。最も消費支出が多かった試合は、どこ対どこ?
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日本代表が強豪国相手に好試合を演じ、国内で大きな熱狂を生んだサッカーワールドカップ(W杯)。主催する国際サッカー連盟(FIFA)の公式決済テクノロジーパートナーであるVisaが、カタール大会の開幕から12月2日までにおける全公式会場のVisaカードの利用額データを公表した。これによると、グループステージにおける日本代表の試合で平均決済額が最も大きかったのは、12月1日のスペイン戦だった。、
同社によると、今大会の消費支出額は2018年の前回大会に迫る勢いを見せており、前々回(14年)を既に上回っているという。また、11月20日の開幕から12月2日にグループステージが終わるまで、公式会場で決済された支出総額の7割がVisaカードによるものだった。そのうち88%がタッチ決済だという。カードの発行国で見ると、支出トップは米国の18%で、メキシコ(9%)、サウジアラビア(8%)と続く。日本は7位の2.3%だった。
試合当たりの支出を見ると、最も多かったのが11月30日のサウジアラビア対メキシコ戦で、総支出額の5.1%を占めた。アルゼンチン対メキシコ(11月26日、4.7%)、カメルーン対ブラジル(12月2日、3.7%)と続く。平均取引額が最も大きかったのは、11月29日の米国対イラン戦(29ドル)だった。
日本代表の試合の中で最も平均決済額が大きかったのは、12月1日のスペイン戦。25.8ドルで、商品の購入額は平均85.8ドルに及んだ。
Visaのタッチ決済、国内でも人気
年々キャッシュレス決済の比率が高まる日本でも、Visaのタッチ決済は人気を集める。
MMD研究所が発表している「スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」を見ると、22年1月調査分では、「最も利用しているスマートフォンの非接触決済サービス」においてVisaのタッチ決済は9.3%の回答を集めた。ランキングとしては5位だが、上位4サービスが21年7月の調査からポイントを落とす中、Visaのタッチ決済は2.3ポイント増加した。
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