今年の日本株式市場を表す漢字 3位「円」、2位「乱」、1位は?:投資経験者1000人に聞く(1/2 ページ)
投信投資顧問会社のスパークス・アセット・マネジメントは、投資経験者1000人を対象に「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2022」を実施した。今年の日本市場を表す漢字を尋ねたところ、1位は「安」(71人)が選ばれた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
投信投資顧問会社のスパークス・アセット・マネジメントは、投資経験者1000人を対象に「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2022」を実施した。今年の日本株式市場を表す漢字を尋ねたところ、1位は「安」(71人)が選ばれた。
22年の日本株式市場を表す漢字1文字は株式投資家517人に聞いた。2位「乱」(50人)、3位「円」(23人)、4位「高」「戦」(いずれも20人)と続いた。
それぞれの理由をみると、「安」では「株安、円安の1年だったから」「円安が象徴的だったから」。「乱」では「乱高下が激しかったから」、「円」では「歴史的な円安だったから」といった意見があった。
昨年の調査結果では上位に「上」「復」「昇」といったポジティブなイメージの漢字が挙がったが、今年は円安の影響の大きさがうかがえる漢字が目立った。
投資家が注目したキーワードやニュースは?
次に、投資家が注目したキーワードやニュースについて調べるため、現役投資家822人に、22年の経済分野の流行語を尋ねた。
1位は「円安・ドル高」(190人)が突出した。2位「SDGs」(35人)、3位「メタバース」(28人)、4位「半導体」(25人)、5位「インフレ」(24人)と続いた。
今年、積極的に投資を進めようと思うきっかけとなったニュースを聞いたところ、1位「円安・ドル高」(269人)、2位「ロシア・ウクライナ情勢」(114人)、3位「物価上昇」(94人)、4位「新型コロナウイルス関連」(68人)、5位「インフレ」(31人)という結果になった。
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