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コロナ禍で過ごす3回目のクリスマス 支出予定額は「2万円超え」、何をするのか?(3/3 ページ)
インテージは、クリスマス関連の予定支出額を調査した。今年のクリスマスの支出予定額は、平均金額は2万9円。昨年から1720円アップ(昨年比109%)した。クリスマスをどのように過ごす人が多いのか?
今年のクリスマスに関する考えは?
最後に今年のクリスマスの過ごし方に関する考えや行動について聞いた。最も多かったのは「家族や恋人など少人数で会食程度に留めたい」(28.6%)で3割弱を占めた。また「感染不安もあるので浮かれるべきではない」(24.8%)という警戒心が依然として存在することが分かった。「繁華街など人の多い場所には近づかない」(21.2%)や「少人数でも会食などはしない」(10.3%)といった感染への警戒心からの行動抑制も聞かれた。
「先行きの不安・あまりお金をかけずに過ごしたい」も26.7%にのぼり、「それなりにお金を使って楽しみたい」の10.9%を大きく上回った。同社は、「昨年と比較すると、クリスマスにかける予算は増えた側面もるが、まだまだ慎重な考えが強いことも浮き彫りになった」としている。
生活者研究センターの田中宏昌センター長は、「コロナ禍3回目のクリスマスを迎えて、生活者の『対コロナ心理』は明らかに変化している。これまで通り警戒しつつも、感染者の動きに呼応しつつ家族と、そして友だちや恋人とこぢんまりとしっかりと楽しむ。そんな情景が浮かんでくる結果となった」とコメントした。
調査は、全国の15〜79歳の男女を対象にインターネットで行った。期間は11月25〜28日、有効回答数は2585人。
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