関西で値上がりした中古マンション売主 3位「三井不動産レジデンシャル」、2位「三菱地所レジデンス」、1位は?(2/2 ページ)
スタイルアクトは、「売主別中古マンション価格の値上がり率ランキング(2022年関西版)」を発表した。関西売主別値上がり率ランキング1位は6年連続で「阪急阪神不動産」だった。
2位の「三菱地所レジデンス」は、「ザ・パークハウス」シリーズをはじめとする高額物件から、昨今値上がり率が大きいDINKS(共働きで子どもを持たない夫婦)向けやファミリー向けなど幅広い世帯のニーズに沿った高品質な物件を供給する大手デベロッパーで、本年関東でも3位になり、関西の値上がり率で今年は2位と健闘した。また、同社の物件は入居後の管理満足度における調査においても例年TOP5に入っていて、資産性と入居後の満足度のいずれにおいても高い競争力を有していた。
3位の「三井不動産レジデンシャル」は、大手デベロッパーとしてハイエンドから一次取得層まで幅広いエリアに多くの物件を供給し、各立地に適切なブランドで供給を行い高い資産価値を維持していて、関西の値上がり率でも3位となった。同管理会社の評価も2位にランクインし、「三菱地所レジデンス」と同じく資産性、入居後の満足度も高い傾向にあり、関東の値上がり率でも2位となっている。
調査は、09年以降に竣工した関西圏の新築分譲マンションを対象に各住戸の新築分譲時の価格と、21年10月から22年6月までの間に中古マンションとして売り出された価格の値上がり率を算出し、22年10月までの経過年数で除算することで年間当たりの値上がり率を算出し、ランキングにしている。中古値上がり率は、新築販売時と中古売り出し時のマンション価格を比較し、価格が上がったか下がったかを%で表現し、マンションの資産価値を示している。
少数事例による誤差を抑制するため、総戸数30戸未満のマンションならびに上記期間の事例数が5件以下のマンションを除外し、それらを除いた事例が11棟以上のサンプルがあるデベロッパーを対象とした。
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