53.6％が夫の家事・育児に「不満がある」 夫が取り組んだ方が良い家事は？（2/2 ページ）

しゅふJOB総研は「夫の家事育児2022」をテーマに就労志向の既婚女性にアンケートを実施した。半数以上が夫の家事・育児に「不満がある」と回答した。

[ほしのあずさ，ITmedia]

家事育児で夫が「取り組んだこと」1位は「ゴミ出し」

　子どもがいない既婚女性が挙げた、家事育児で夫が積極的に「取り組んだこと」トップは「ゴミ出し」（68.7％）だった。次いで「買い物」（49.4％）、「掃除や片づけ」（44.6％）と続いた。

　積極的に「取り組んだ方が良いこと」では、「掃除や片づけ」（39.8％）のほか「名もなき家事全般」（36.1％）、「料理」（31.3％）という意見が目立った。

家事育児で夫が積極的に「取り組んだこと」「取り組んだ方が良いこと」子どもがいない既婚女性の回答

　子どもがいる既婚女性にも同様の質問したところ、1位は「ゴミ出し」（43.7％）だった。2位以下には「買い物」（36.7％）、「掃除や片づけ」（28.7％）と続いた。

　「取り組んだ方が良いこと」では、「掃除や片づけ」（39.5％）が最も多く、「名もなき家事全般」（34.6％）、「料理」（28.2％）、「子どもの遊び相手」（24.0％）という結果となった。

　回答者は、「夫婦常に労る気持ちがあれば、気づいたことなど手をさしのべるだけで気分的に楽になると思います」（60代・正社員）、「料理などをしてくれていて助かるが、子どもの前でも常時スマホを触っていて、ながら育児が多いので控えてほしい」（30代・パート、アルバイト）、「自分のことくらいは自分でやってほしい」（30代・パート、アルバイト）など、さまざまな意見があった。

家事育児で夫が積極的に「取り組んだこと」「取り組んだ方が良いこと」子どもがいる既婚女性の回答

　調査はインターネットで、554人の既婚女性を対象に実施した。期間は22年11月18日〜12月2日。