Z世代が選ぶ、次に”くる”SNS 1位は大学生が趣味でつくったあのアプリ:あなたはいくつ知ってますか?
バイドゥが、「トレンド寸前!次世代SNS TOP10」を発表した。3位は「Pinterest」、2位は「GRAVITY」がランクイン。気になる1位は?
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
Z世代が注目する次世代のSNSとは――。キーボードアプリ「Simeji」を提供するバイドゥ(東京都港区)が、Z世代にトレンド寸前の次世代SNSに関する調査を実施したところ、1位は「NauNau」となった。
1位の「NauNau」は、22歳の大学生が趣味で作ったという友達同士で位置情報を共有できるアプリ。「人の居場所がわかって集合場所を決めやすい」「Zenly(ゼンリー)がもうすぐ終わるから次はNauNau」といった意見が寄せられた。Z世代に人気の位置情報共有アプリ「Zenly」が2023年2月に終了してしまうことを受け、その代わりとなるアプリとしても注目を集めている。
2位には「GRAVITY」がランクイン。友達と何気ない日常をシェアできるSNSとして話題となった。アバターで他ユーザーとつながれる音声ルームもあり、「気楽に人とつながれる」「有意義に友達と喋れたりするいい場所」などの意見があった。
3位は、世界の月間ユーザー数4億人超えの画像探索アプリ「Pinterest」。「手軽に画像検索・保存ができる」「推しを描いている作品が見れる」といった声が集まった。
4位は同世代と音声と趣味でつながるコミュニティ「Yay!(イェイ)」、5位は2004年に誕生し、元祖SNSともよべるコミュニティアプリの「mixi」、6位はコメントする機能がなく、いいね機能のみを実装した、つぶやき型匿名日記「Bonfire」がランクイン。
7位は総登録者数10万人を突破したオタク向け国産SNS「くるっぷ」、8位は友達探しの掲示板アプリ「MONIE」、9位は投稿は1日に1回のみ、フィルターなし、無加工の写真を共有するSNSアプリ「BeReal」、10位は「Snapchat」となった。
本調査は、10〜24歳の367人を対象にSimejiアプリ上で実施した。調査期間は、22年12月21日〜27日。
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