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見過ごされる子どもの“体験格差” 3年間で1000人に体験機会提供へ、プロジェクト発足:アソビュー代表ら、発起人4名が会見(2/2 ページ)
1月26日、「子どもの体験格差解消プロジェクト」が発足。同日記者会見を実施した。社会情勢の変化や家庭環境などの要因から、「体験格差」が深刻化している。25年3月末までの3年間で、困難を抱える子どもたち1000人への体験機会を提供する。
本プロジェクトの全体像
協力団体のアウトリーチなどを通じて募集した子どもたちに対し、リディラバ、花まる学習会らが野外活動をはじめとした体験機会を提供する。25年3月末までの3年間で、困難を抱える子どもたち1000人への機会提供を行う。
これらの活動は中室教授が調査監修し、「子どもと体験」に関する実態調査・研究に取り組む。体験格差の背景要因と、それを踏まえたよりよい体験機会のあり方に関する提言を目指す。
本プロジェクトの広報活動のほか、運営資金の調達はアソビューが担う。同社の体験予約サイト「アソビュー!」上で、体験を予約したユーザーに同社がポイントを付与する。ポイントはユーザー自身も使えるが、本プロジェクトへの寄付も可能にするという仕組みだ。
「普段からお金を払う価値を感じて遊びを予約してくださるユーザーの方々は、本プロジェクトの意義にも共鳴してくれるのではないか」と、山野氏は説明する。そのほか、企業の協賛・協働の推進や、各種助成金・補助金の活用など、持続可能な事業モデルづくりに取り組むという。
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