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アシックス、個人の健康度合いに応じて運動を提案するプラットフォームを開発 企業と連携進める「健全度」に応じた改善策(2/2 ページ)

アシックスは「ASICS WELLNESS DATA PLATFORM」を開発した。データを用いた統合的な解析で、利用者の健康増進を全方位的に支援する狙いだ。個々の健康状態に即した、健康増進施策を提供できるようになる。

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健全度に応じてパーソナライズした健康改善の提案

 コミュニティメンバーの現在の健全度に応じてグループ分けすることで、それぞれに適した健康改善のためのソリューションを提供する。例えば健全度が高いグループには体力を維持するために、ランニングやウォーキングセミナーなどへの参加を提案する。一方で健全度が低く、改善の必要性が高いグループにはその健全度にあわせて専用アプリのトレーニング動画を提供する。

 またモチベーションを評価するポイントシステム「モチポ」や、トレーニング回数などで競うコミュニティ限定のイベントを開催できるようにした。

健康
健全度に応じたソリューションを提供
健康
高付加価値データを活用した「データ分析事業」のイメージ

 同社は企業や自治体に本プラットフォームを活用した健康増進施策の提供を開始しており、今後はアシックススポーツ工学研究所と連携し、健康診断の結果や睡眠、食事などの外部データを掛けあわせることで、さらなるパーソナライズ化を推進する。

 同社は、「新たなデータビジネスの可能性を探りながら、今後もさまざまな企業と連携を図っていく」としている。

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