「その商品、どこで知りました?」13カテゴリに分類した調査で分かったこと:化粧品のみ違う傾向に
ONE COMPATHは、商品探しに関する調査を実施した。実店舗を巡って商品を探した経験や、その前後での行動について、商品を13のカテゴリに分けて調べた。気になる結果は?
電子チラシサービス「Shufoo!」などを展開するONE COMPATH(東京都港区)は、商品探しに関する調査を実施した。その結果、商品を知ったきっかけは「TV・ラジオ」が最多で、化粧品のみ「SNS」で知った人が多いことが分かった。
本調査は実店舗を巡って商品を探した経験や、その前後での行動について、商品を13のカテゴリに分けて調査した。
特定の商品を求めて複数店舗を探し回った経験があるか聞いたところ、半数以上の人が「ある」(52.5%)と回答した。探し回った経験のある商品カテゴリは、「食品・健康食品」(59.6%)が最多となり、次いで、「飲料・お酒」(30.6%)、「日用品」(23.5%)と続いた。
探し回った商品を知ったきっかけを尋ねると、「TV・ラジオ」が13カテゴリ中7カテゴリで最も多く、「化粧品」のみ「SNS」(35.1%)が最多となった。
商品を買える場所を調べた方法では、「Google・Yahoo!検索」が全カテゴリで1位となった。
上記の調査結果から同社は、「『TV・ラジオで見聞きした商品を、ネット検索で買える場所を調べる』という行動が一般的になっているといえそうだ」と分析する。
一方で化粧品については、SNSで商品を知った人が買える場所を調べるとき、「Google・Yahoo!検索」(50.9%)と僅差で「SNS」(49.7%)が多いことが分かった。化粧品に関しては、認知する方法も買える場所を探す方法もSNSが頻繁に活用されていることがうかがえる。
今回の調査は6455人の男女を対象にインターネットで実施した。調査期間は2022年12月13日〜19日。
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