23年卒の入社の決め手 10年間トップ「社員の魅力」を初めて超えた1位は?:約8000人にアンケート
ヒューマネージ(東京都千代田区)は、2023年4月入社予定の大学生・大学院生7851人を対象に「就職活動に関するアンケート」を実施した。入社を決めた理由の1位は、調査開始以来初の「事業内容」だった。
仕事に役立つ調査データ:
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人材サービス事業を展開するヒューマネージ(東京都千代田区)は、2023年4月入社予定の大学生・大学院生7851人を対象に「就職活動に関するアンケート」を実施した。入社を決めた理由の1位は、調査開始以来初の「事業内容」だった。
入社を決めた理由1位は「事業内容」
企業の内定者を対象に、入社予定企業について「入社を決めた理由」を聞いた。1位が「事業内容」(17.9%)、2位「社員の魅力」(16.9%)、3位「企業理念・価値観」(11.2%)となった。
10年前の13年卒を対象とした調査以降、「社員の魅力」が1位を獲得し続けていたが、今回の調査では「事業内容」が初の1位を獲得。10年前と比較すると「社員の魅力」が減少(29.1%→16.9%)し、「事業内容」が増加(11.0%→17.9%)していた。
13年〜23年卒の回答の推移を比較すると、13年以降「社員の魅力」「社風」は減少傾向にあり、「事業内容」は増加傾向にあることが分かった。
回答者からは「事業内容がどのように役立っているかを説明し、そこにやりがいを感じている社員の様子に引かれた」「事業内容はもちろん、社員の方々から感じる一貫した使命感ややりがいなどにも魅力を感じた」といったコメントが寄せられた。
ヒューマネージは「働く社員が、事業内容と自身のキャリアを等身大に伝えられることが、採用〜入社後の定着のために、ますます求められるのではないか」とコメントしている。
調査期間は12年6月〜22年11月。対象者は同社が提供する採用管理システムを利用している企業に内定した大学生・大学院生。
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