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超豪華客船「クイーン・エリザベス」乗ってみた コロナを乗り越え、世界の船旅はどんな進化を遂げていたのか乗船レポート(4/6 ページ)

「フライ&クルーズ」という飛行機と客船を組み合わせた海外旅行のスタイルが増加している。この記事では、22年12月に英国船会社のキュナードが所有する客船「クイーン・エリザベス」による豪州航海を通して「イマドキのフライ&クルーズ」の実態を報告する。

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船内の様子は

 設立から180年以上経つ英国の伝統ある船会社キュナードが所有する世界で最も有名な客船の1つ、クイーン・エリザベスを日本のホテルに例えると、その歴史と知名度としては帝国ホテルに相当するといってもいいだろう。いわば帝国ホテルに2泊できるだけでなく、ホテル内のレストランやラウンジ、喫茶店での食事やフットネスセンター、プールも今回のコースでいえば約4万円で自由に使えることに相当する。


こんな豪奢なのに“最もスタンダード”なカテゴリーの客室専用のメイン・ダイニングであるブリタニア・レストラン

メイン・ダイニングでは前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒーといったコース料理が提供される

コース料理を提供するメイン・ダイニングとは別にビュッフェスタイルのレストランも用意している。自分の好きなところで好きな料理を選べるのもクルーズの特徴だ

フィットネスセンターは上層デッキの最前にあるので海の上を歩いているような感覚になるという

広々とした温浴施設も今や客船では欠かせない施設となっている

 航空券やクルーズ前泊もしくは後泊の手配を上手に組み合わせれば、ごく普通の海外旅行予算で世界一流の船旅と海外旅行を同時に体験できるといってもいいだろう。


シドニー港は世界でも有数の景観を誇る。今回のフライ&クルーズでは乗船前日にシドニー入りしたので、港内を連絡船で巡ることにした

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