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就職人気企業ランキング 20年前のTOP3は「ソニー」「サントリー」「トヨタ」 どう移り変わった?:学情が調査(2/2 ページ)
学情は2024年卒の学生を対象とした「就職人気企業ランキング」を発表し、その結果を過去20年分と比較した。05年卒(20年前)には「電気機器メーカー」をはじめとしたメーカー全般、24年卒には「デジタルコンテンツ関連」の人気が高く、20年間で大きな変化が見られた。
11〜15年卒のランキング上位は「旅行」「金融」
11〜15年卒のランキングでは「ANA(全日本空輸)」「JAL(日本航空)」「JTBグループ」「オリエンタルランド」など「旅行」「航空」関連の企業が上位を占める結果になった。また「三菱東京UFJ銀行」(現:三菱UFJ銀行)や「三井住友銀行」などの「金融」もトップ10の常連となっていた。
16〜19年卒学生にも「航空」「旅行」が人気
16〜19年卒のランキングでは「ANA(全日本空輸)」が4年連続で首位を獲得。「JAL(日本航空)」もトップ10に入っており、現在の社会人4〜7年目にあたる世代が就職活動をしていた時期は、「航空」が高い人気を誇っていたことがうかがえる。「JTBグループ」「オリエンタルランド」など、旅行関連も人気を集めていた。
20〜24年卒学生には「デジタル関連」が人気
20〜24年卒のランキングでは、5年連続で「伊藤忠商事」が1位を獲得。その他にはゲームや電子コミック、動画など、デジタルコンテンツを提供する企業が支持を集めており、「任天堂」は21年卒のランキングで9位に入って以降、年々順位を上げ、「講談社」「集英社」も22年卒のランクイン以降トップ10の常連となっている。
24年卒を対象とした調査は22年4月1日〜10月31日、インターネットで実施。全国に住む24年3月卒業予定の大学3年生または大学院1年生8345人から回答を得た。
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