インタビュー
無印良品で「脇に縫い目のない」パジャマが売れるワケ:「安眠できる」環境を整えたい人に(2/2 ページ)
睡眠の時間と質は重要だ。その一方でコロナ禍によるライフスタイルの変化などで、よく眠れなくなったビジネスパーソンも多いのではないか。小売業各社はこうした市場を反映するように、さまざまな「快眠グッズ」を展開し、訴求している。「無印良品」を運営する良品計画(東京都豊島区)の担当者に聞いた。
LEDセンサーライト
「LEDセンサーライト」(1190円)は、暗い場所でセンサーが人を感知すると約30秒間点灯する商品。常時点灯するようにも変更可能だ。
就寝中に起きてしまった時も部屋の明かりをつけることなく、必要なところだけ照らせることから人気があるという。
LED持ち運びできるあかり
持ち手がハンガー形状でさまざまな場所に引っ掛けられるのが、「LED持ち運びできるあかり」(7990円)だ。
約1時間後に自動消灯するスリープ機能が付いているため、点灯したまま眠ってしまっても安心だ。担当者によると「停電時に自動点灯する機能もあるため、災害時にも役立つ商品として売れている」ということだ。
LEDシリコーンタイマーライト
「LEDシリコーンタイマーライト」(3890円)は、タイマーをセットすると徐々に暗くなり、最終的に消灯する機能が備わっている。入眠前にタイマーをセットすれば、入眠を邪魔することがない。
30・60分の消灯タイマーと2段階の明るさ調整ができ、通常のテーブル・フロアライトとしても使用可能だ。
生活雑貨を広く扱う無印良品では、衣服、アロマ用品、飲料品、照明器具など、さまざまな側面から快眠に役立つ商品が選ばれている。眠りに悩む人は、こうした商品を参考に眠る前の環境を整えてみてはいかがだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ロフトで"耳たぶ温めグッズ"爆売れの謎 現代人の「眠りの悩み」反映
睡眠の時間と質への関心は高まっている。小売業各社はさまざまな「快眠グッズ」を展開している。世の中では、どんな快眠グッズが売れているのか。ロフトの、バイヤー担当者に取材した。
「580円の朝焼肉」誰が食べている? 焼肉ライクが開店を“4時間”早めてまで始めたワケ
焼肉ライクは「朝焼肉セット」という朝食メニューを2020年8月から展開している。コロナ禍で時短営業を余儀なくされ、「朝の時間帯」に活路を見出したのがきっかけ。今はどのように利用されているのか取材した。
なか卯が今でも「250円の朝食」を提供している理由 ライバルは牛丼チェーンではなかった
なか卯は、業界でも屈指のリーズナブルな朝食メニューを提供している。物価高騰が叫ばれる中で、なぜ低価格を維持しているのか。その理由を担当者に聞いた。
人口815人の村を「AR貞子」が救う? 奈良県・下北山村がだいぶ思い切ったコラボを決めたワケ
奈良県、下北山村が「貞子」とコラボした企画が盛り上がっている。ARをつかった観光アプリを開発し、貞子が村内の名所から出現するという企画だ。下北山村はなぜ貞子とのコラボを決めたのか、担当者に聞いた。
春節始まるも、中国人観光客が「日本」ではなく「タイ」に流れるやむを得ない事情
1月21日から春節に合わせた大型連休が始まった。しかし日本の観光地では中国人観光客の姿はあまり戻っていない。一方タイでは多くの中国人旅行客が訪れている。それはなぜか。





