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熊本パルコの跡地に商業施設「HAB@」が登場、特徴は?:全20店舗
パルコは、熊本市の複合ビルに商業施設「HAB@(ハブアット)」を開業する。熊本パルコが2020年に閉店するまで、33年間、営業していた跡地に。
パルコは、熊本市の複合ビル「Shinsekai下通GATE」の地下1階〜地上2階に商業施設「HAB@(ハブアット)」を4月25日に開業する。Shinsekai下通GATEは、熊本パルコが2020年に閉店するまで、33年間、営業していた跡地に建設されたビル。
HAB@はパルコの新業態。「顔を合わせて食事をともにする楽しさや、なにげなく寄り道したお店でのショッピングなど、リアルな場所だからこそ体験できることを大切に、地域に寄りそった施設を目指す」(パルコ)という。
2階には、地域食材を使ったベーカリー「BREADAY」、熊本の食材を使ったレストラン「AlterN」などが出店。また、熊本を拠点とし、世界15カ国で展開する味千拉麺の新業態「AjisenWorld」、熊本県初出店となる「博多 天ぷらたかお」なども軒を連ねる。
1階にはバッグ・ゴルフファッション店「BRIEFING」、コーヒー豆や輸入食品を扱う「ジュピター」、東京 ・中目黒のベーカリーカフェ&イタリアンバル「flour+water / DRA7」。地下1階には大型の生活雑貨店「Standard Products」などが入居。
パルコでは「これまで熊本市中心部のマーケットにはなかったファッションや身の回り、食にまつわるショップが集まる」とコメントしている。
テナントは全20店舗。14店舗が熊本県初出店、6店舗が新業態となっている。
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