働く女性の7割がパートナーに不満 「トイレットペーパーの芯を放置」「家事の手伝いで礼を求めてくる」 他には?:LIXILが400人に調査(1/2 ページ)
働く女性は、働く男性よりも家事・育児への負担が大きく、自分のための時間の優先順位を大きく下げている――。そんな結果が、住宅設備大手LIXILの調査で分かった。働く女性の約7割がパートナーに不満を抱えており、男性との差は2倍以上になった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
働く女性は、働く男性よりも家事・育児への負担が大きく、自分のための時間の優先順位を大きく下げている――。そんな結果が、住宅設備大手LIXILの調査で分かった。働く女性の約7割がパートナーに不満を抱えており、男性との差は2倍以上になった。
3月8日の「国際女性デー」に合わせ、同社は、年齢や性別を問わず全ての人が活躍できる社会の在り方を考えようと、「働くパパママの仕事と家庭に関する調査」を実施した。
女性は自分の優先順位を下げている
「仕事と家庭を両立するために優先順位を下げたことはありますか」と尋ねたところ、26%の男性は「特にない」と答えた一方、93%の女性は「1人の時間」「友人の交流」「睡眠」などの優先順位を下げていることが分かった。
女性は仕事と家庭を両立する上で、自分のための時間の優先順位を大きく下げており、女性の負担が大きいことがうかがえる。
「あなたは十分に家事や育児をしていると思いますか」と尋ねたところ、「十分に行っている」と回答した男性は53%、女性は72%という結果になった。
男性の2人に1人が「十分に行っている」と回答した一方で、実際に家事や育児で行っていることについて聞いたところ、「ゴミ出し」を除き、家事や育児を十分にできているという男女間の認識の全てで女性の方が、割合が高いことが分かった。家事や育児を十分にできているという男女間の認識に差があることが明らかとなった。
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