「イオンスタイルむさし村山」リニューアル、何が変わる?:店名を変更(1/2 ページ)
イオンリテール南関東カンパニーは、東京都武蔵村山市にある「イオンモールむさし村山」の核店舗「イオンむさし村山店」を「イオンスタイルむさし村山」としてリニューアルオープンすると発表した。
イオンリテール南関東カンパニーは3月17日、東京都武蔵村山市にある「イオンモールむさし村山」の核店舗「イオンむさし村山店」をリニューアルオープンする。店名を「イオンスタイルむさし村山」に変更し、子育て世代やZ世代向けの商品を拡充。これまで以上に地域に根ざした店舗を目指すとしている。
同店は、イオンモールむさし村山全体で敷地面積13万7000平米、駐車台数約4000台の規模を誇る大型店舗。周辺地域は将来的に市庁舎など行政施設の移転や多摩都市モノレール延伸による新駅設置など、武蔵村山市の交通や行政、医療の中心となる構想が策定されている。
立川エリアや都心部に通勤しやすくなるほか、来庁者などの増加により、子育てファミリー世帯を中心に店舗近隣エリアの人口増加が見込まれていることから、同世代でのニーズが高い商品、サービスをより充実していくという。
キッズ&ベビー売場については、ベビーカー、チャイルドシートなど、大型雑貨の品ぞろえを拡充。外出自粛緩和によりベビーカーの利用機会が増加傾向にあることから、ドイツの育児用品ブランド「Cybex(サイベックス)」の商品など、国内外の人気雑貨ブランドを幅広く扱う。
素材に有機米や有機野菜などを使った離乳食のニーズが高まっていることを受け、オーガニックや無添加にこだわったベビーフードコーナーも拡大。子どもの成長を記録するメモリアルギフトや、出産お祝いギフトも増やす。
子育てファミリー向けには、新たにコーヒー豆と世界の食品専門店「caferrant(カフェランテ)」を展開。同店は日本を含む約60カ国から集めた食のセレクトショップで、32種類のオリジナル挽き売りコーヒー豆や、飲むお酢、インスタント麺、お菓子など、子育てファミリーにも人気の韓国食品を約110種類用意する。
ニーズが高まっている冷凍食品については、売場面積を1.5倍に拡大。南インド料理専門店「エリックサウス」のメニューをそのまま自宅で楽しめる「ロイヤルデリ」の商品など、約800種類の商品をそろえる。
関連記事
- ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - 日本の富裕層は148.5万世帯、増えている理由は?
野村総合研究所は「2021年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模」の推計結果を発表した。「純金融資産保有額」が5億円以上の「超富裕層」は9.0万世帯で、全体の0.16%であることが分かった。 - “売れない魚”の寿司が、なぜ20年も売れ続けているのか
魚のサイズが小さかったり、見た目が悪かったり――。さまざまな理由で市場に出荷されない「未利用魚」を積極的に仕入れ、宅配寿司のネタにしているところがある。しかも、20年も売れ続けていて……。 - 丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由
またまた炎上した。丸亀製麺が讃岐うどんの本場・丸亀市と全く関係がないことである。このネタは何度も繰り返しているが、運営元のトリドールホールディングスはどのように考えているのだろうか。筆者の窪田氏は「讃岐うどんの看板を下ろしたほうがいい」という。なぜなら……。 - 「大量閉店」に追い込まれたのに、なぜクリスピーは“復活”したのか
クリスピー・クリーム・ドーナツの売り上げが好調だ。売り上げが落ち込んで大量閉店に追い込まれたのに、なぜ復活できたのだろうか。取材したところ、2つの理由が浮かんできた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.