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吉野家の朝定食、テーマは一汁三菜 「朝食べたら昼か夜が200円オフ」キャンペーンの狙い担当者に聞いた(1/2 ページ)

吉野家が朝食需要を取り込もうとしている。現在、「朝食べたら昼か夜が200円オフ」朝活クーポンキャンペーンを実施中。狙いを担当者に聞いた。

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 吉野家が朝食需要を取り込もうとしている。

 同社は現在、全国の吉野家店舗で「朝食べたら昼か夜が200円オフ」朝活クーポンキャンペーンを実施している(2月1日〜3月31日の期間限定)。午前4〜11時に300円以上の会計をした利用客を対象に、当日中であれば2回目の食事が200円引きとなるレシートクーポンを配布するというものだ。


朝活クーポンキャンペーンを実施する吉野家

 過去に、吉野家は一部店舗で今回のキャンペーンと同じような実験を実施。その結果が好調だったため、ほぼ全店舗(1192店舗、1月末時点)に拡大することにした。


キャンペーンの概要(出所:プレスリリース、以下同)

 広報担当者によると、吉野家の朝定食は忙しい朝でも手軽に栄養バランスが取れるように、和食の基本である「一汁三菜」をテーマにしているという。基本は、ごはん、みそ汁、おかず3品で構成される。

 例えば、ごはん、みそ汁、こだわりのたれで煮込んだ牛肉、納豆、生野菜サラダの「納豆牛小鉢定食」(437円)がある。600円を超えるメニューでは、ごはん、みそ汁、卵2個のハムエッグ、牛小鉢、生野菜サラダの「Wハムエッグ牛小鉢定食」(635円)を用意している。


吉野家「納豆牛小鉢定食」(437円)

吉野家「Wハムエッグ牛小鉢定食」(635円)

 吉野家名物の牛丼を組み込んだメニューには、牛丼、みそ汁、5種類から選べる小鉢がついたセット「朝牛セット」がある(並盛で521円)。


吉野家「朝牛セット」(並盛で521円)

 担当者によると、朝牛セットなどで一食につきタンパク質を20グラム摂取可能だという。タンパク質は筋肉量の維持や集中力の向上に役立つとされており、朝食メニューが1日を活動的に過ごすのに適しているとアピールする。

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