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セブン&アイ、流山に新たな食品製造工場 首都圏「イトーヨーカドー」「ヨーク」に供給:食の共通インフラ
セブン&アイ・ホールディングスの子会社が、流山で食品製造工場を稼働させる。首都圏「イトーヨーカドー」「ヨーク」に供給する。グループ共通となる食インフラを整備。
セブン&アイ・ホールディングスは3月22日、子会社のPeace Deli(ピースデリ、東京都千代田区)が新工場「Peace Deli 流山キッチン」(千葉県流山市)の稼働を28日に開始すると発表した。
同工場は精肉・鮮魚などの生鮮品の加工やミールキットの製造を手掛け、イトーヨーカドーやヨークの首都圏約200店舗に供給する。こうしたグループにおける食の共通インフラ構築は初めての取り組みだという。
物流センターを併設することで高効率な配送を実現。配送車両を減らすことでCO2削減につなげる狙いもある。
同工場では徹底した温度管理と最新の包装機により、賞味期限延長を実現するという。また、プラスチック削減など環境配慮型商品の製造に必要な設備も導入している。
セブン&アイはプロセスセンターやセントラルキッチンなどグループ共有インフラの整備を推進しており、同工場もグループ食品戦略の一翼を担うことになる。
セブン&アイは「食の共通インフラ構築により、グループ各店舗の生産性向上による利益面での貢献、お客さまの利便性の向上や食における新たなニーズに応えて、さらなる食品領域におけるグループシナジーへ挑戦していく」としている。
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