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梱包資材ごみを約5割削減 小林製薬、新方式を採用:ESG推進
小林製薬は、じゅう器一体型製品の一部において、販売店舗へ納品する際の梱包方法を変更した。開封した後のごみの多さが課題になっていた。
小林製薬は3月22日、じゅう器一体型製品の一部において、販売店舗へ納品する際の梱包方法を変更したと発表した。梱包資材ごみを重量比換算で現行品から約50%削減できるという。
店舗の陳列棚に設置するじゅう器一体型製品の一部で、シュリンクフィルムとエアクッションを梱包資材に初めて採用した。これまでは、サイズや形状が異なるさまざまな製品に対して、段ボールの緩衝材を組み合わせて対応していたが、新方式により少ない資材での梱包が可能になるという。
具体的には、3月8日発売の「アットノン ニキビあとケアジェル」や4月5日発売の「フェミニーナ軟膏(ボックス型)」などで採用しているという。
じゅう器一体型製品の梱包資材ごみの多さについては同社内で課題意識を持っており、販売店からも指摘されていたという。そこで、今回の新方式への採用に至った。
同社は「今後もESGを経営基盤と捉え、本取り組みを社内で水平展開する他、環境負荷を低減する取り組みを進めていく」としている。
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