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「おとり物件に遭った」4割、部屋探しで困っていることは?:成約済みだった
いわゆる“おとり物件”に遭ったことがある人は、どのくらいいるのだろうか。2年以内に引っ越しした人に聞いたところ……。
実際には存在しない架空の物件、または存在するものの取引することができない物件――。いわゆる“おとり物件”に遭ったことがある人は、どのくらいいるのだろうか。
2年以内に引っ越しをして、現在東京に住んでいる人に聞いたところ「おとり物件に遭ったことがある」と答えたのは42%であることが、賃貸プラットフォームを運営するエアドア(東京都渋谷区)の調査で分かった。
「おとり物件に遭ったことがある」という人からは「釣るような広告の仕方をしてると信頼にかけるなと感じる」(29歳女性)、「時間が無駄になり気分が悪かった」(42歳男性)といった声があった。
部屋探しで困ったことを尋ねたところ、「仲介手数料が高かった」(55.5%)がトップ。次いで「敷金・礼金が高かった」(55.3%)、「問い合わせをした物件が既に成約済みだった」(37.8%)、「物件提案を受けたが希望に合うものが見つからなかった」(33.8%)、「不動産会社の店舗に行く回数が多かった」(20.3%)と続いた。
部屋探しでわずらわしいと感じることは、「契約に時間がかかる」「店舗に行く回数が多い」「写真と実際の物件が違う」などの意見が目立った。回答者からは「条件と合っていない物件を紹介される」(46歳女性)、「良い物件だと思い店舗を訪れたが、掲載している内容と異なっていたこと」(27歳男性)などのコメントがあった。
インターネット調査で、2年以内に引っ越しをした20〜50代の男女400人が回答した。調査日は2月28日。
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