女性にとって働きがいのある会社 3位「ディスコ」、2位「アメリカン・エキスプレス」、1位は?
Great Place to WorkR Institute Japanは今年で7回目となる、日本における「働きがいのある会社」女性ランキングを発表した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
Great Place to WorkR Institute Japan(以下GPTWジャパン、東京都港区)は、日本における「働きがいのある会社」女性ランキング(2023年版)を発表した。従業員1000人以上の大規模企業を対象としたランキングの1位は、「レバレジーズグループ」だった。
大規模部門ランキング1位は「レバレジーズグループ」
2位は「アメリカン・エキスプレス」、3位は「ディスコ」、4位は「FPTジャパングループ」、5位は「マネーフォワードグループ」と続いた。
GPTWジャパンは1位のレバレジーズグループについて「採用・育成・配置・評価において、年齢・性別など、個人の属性にかかわらず全員が正当に扱われるという人事ポリシーが明確。そのことが女性従業員の高い働きがいを実現している。さらに女性ならではの両立支援についても多様な支援プログラムが整備されている」と評価した。
中規模部門ランキング1位は「フロンティアホールディングス」
中規模部門ランキング(従業員100〜999人)では、1位「フロンティアホールディングス」、2位は「アチーブメント」、3位は「コンカー」、4位は「ナイル」、5位は「SThree」という結果になった。
GPTWジャパンは1位のフロンティアホールディングスに対し、「社員の幸福度を重視した経営を行っており、ポジティブ心理学における幸福の5つの要素を仕事内容や職場環境で満たす取り組みを行っている。特に女性従業員は組織の一員として公平に扱われており、自分らしくいられると感じられている」とコメントした。
ランキングは「働きがい認定企業」(21年7月〜22年9月調査実施)の中から、特に女性の働きがいに優れた企業を各部門別に選出したもので、17年より発表しており、今回で7回目となる。
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