日当たりが悪い家のデメリット 3位「洗濯が乾きにくい」、2位「日中も暗い」、1位は?:500人に聞いた
あんしん解体業者認定協会(東京都港区)は全国の男女500人を対象に「日当たりが悪い家のデメリットに関する意識調査」を実施した。日当たりが悪い家のデメリット1位は「湿度が高くカビやすい」だった。
仕事に役立つ調査データ:
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解体業者の一括見積もりサイトを運営する一般社団法人「あんしん解体業者認定協会」(東京都港区)は、全国の男女500人を対象に「日当たりが悪い家のデメリットに関する意識調査」を実施した。日当たりが悪い家のデメリット1位は「湿度が高くカビやすい」(158人)だった。
日当たりが悪い家のデメリットランキング
2位は「日中でも暗い」(157人)、3位は「洗濯物が乾きにくい」(154人)となり、以下に「室内が寒い」「光熱費がかさむ」「気分が落ち込む」などが続いた。
住む前に日当たりを重視した?
住む前に日当たりを重視したかを質問してみると、「とても重視した」(8.6%)、「多少重視した」(29.0%)、「あまり重視しなかった」(54.6%)、「全く重視しなかった」(7.8%)――という結果となり、重視していない人が6割を超えた。
それぞれの理由について、重視した人からは「冬に陽がさしてくれたら暖かいし、洗濯物も乾きやすいから」「電気料金を決める要素となるため」「日当たりが良いと気分も上がるし、湿気によるカビも多少はマシになるから」といったコメントが挙がった。
重視しなかった人からは「日当たりよりも、経済的な部分や立地などを重視していたため」「洗濯物のことを考えていなかったから」「ほとんど家に居ないので」といったコメントが寄せられた。
日当たりの悪さをどうカバーしている?
日当たりの悪さによる影響をどうカバーしているか尋ねると、1位は「部屋を換気する」(16.4%)、2位は「部屋を除湿する」(13.6%)、3位は「インテリアの色を明るくする」(9.2%)という結果に。
色を明るくするインテリアとしては、カーテン、家具、壁紙などの他、鏡で光を反射させるといったアイデアも寄せられた。
調査は日当たりが悪い家に住んでいる500人(女性332人/男性168人)を対象に、2月25日〜3月5日にインターネットで実施した。
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