2015年7月27日以前の記事
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なか卯、看板商品の「親子丼」を値下げ 卵が高騰している中で勝算は?注文数が多い

なか卯の看板商品である「親子丼」を4月6日から値下げする。卵が高騰しているが、勝算は?

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 ゼンショーホールディングスは4月5日、なか卯の「親子丼」を値下げすると発表した。6日午前11時より、親子丼の並盛が490円から450円となる。


卵ショックなのに値下げして大丈夫なのか?

 親子丼は、注文を受けてから手鍋で調理して提供する看板商品。おおぶりの鶏肉と三種のしょうゆを使った特製の割下を使用しているのが特徴。飼料からこだわった濃厚な卵を使っている。同社の広報担当者によると、うどんや牛丼よりも注文数が多いという。


なか卯の親子丼(出所:プレスリリース、以下同)

価格改定の概要

 昨今、卵ショックと呼ばれているように卵の価格が高騰しているが、値下げをしても利益は確保できるのだろうか。この質問に対して広報担当者は「生産性向上や値下げによる客数増で対応できる」とした。値下げすることで「親子丼といえばなか卯」という認識を広めるとともに、ファンを増やす戦略だ。

 

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