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「ココイチ」の壱番屋、時短協力金などの補助金収入が大幅減 値上げの影響は?:通期決算
「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋は4月5日、2023年2月期連結決算を発表した。時短協力金などの補助金収入が大幅に減少した。22年12月に実施した値上げの影響は?
「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋は4月5日、2023年2月期連結決算を発表した。売上高は482億円(前期比7.3%増)、営業利益は36億円(同26.5%増)、経常利益は40億円(同3.0%減)、当期純利益は25億円(同13.1%減)だった。
経常利益が前期実績を下回った理由は「営業外収益として計上した時短協力金などの補助金収入が大幅に減少したため」としている。
CoCo壱番屋では22年12月にベースカレーや一部トッピングの値上げを実施した。22年12月と23年1月の既存店客数は前年同期を下回ったが、23年2月は前年同期を大きく上回った。通期における既存店売上高は前期比6.6%増、客数は同2.8%増、客単価は同3.7%増という結果だった。
同社では「海外ココイチの逆輸入」というコンセプトの「CURRY HOUSE CoCoICHIBANYA WORLD」1号店を東京・京橋に22年10月にオープンした。海外仕様の内外装で、海外の人気メニューを提供しているのが特徴。女性客にも好調だという。
また、手軽にカレーパンが楽しめる「SPICE UP!COCOICHI BAKERY」を22年12月に名古屋駅地下街に初出店した。こちらも好調に推移しているという。
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