「渋谷PARCO」が大型リニューアル、何が変わる?:2023年春
パルコは、2023年春に「渋谷PARCO」の大型リニューアルを実施する。高感度で独自性のあるファッションとカルチャーの発信を追求した店舗に生まれ変わるという。
パルコは2023年春、「渋谷PARCO」の大型リニューアルを実施する。「FASHION」「ART&CULTURE」をキーワードに、高感度で独自性のあるファッションとカルチャーの発信を追求した店舗に生まれ変わるという。
1階には、モダンでクリーンなデザインと洗練されたカッティングが評価の高いラグジュアリーブランド「JIL SANDER」が3月24日オープン。1階の貫通通路に面したウインドウをフルに生かしつつ「JIL SANDER」「JIL SANDER+」のレザーグッズ、ウェア、写真集などを集めたユニークなコンセプトストアとなる。
4月14日には、1856年創業の英国を代表するラグジュアリーブランド「BURBERRY」がオープン。渋谷PARCO限定アイテムのほか、人気が高まるシューズなど、トレンドに合わせた商品を展開する。既存の「GUCCI」「LOEWE」「THOM BROWNE」と合わせ、世界的にもユニークなラグジュアリーゾーンに進化するとしている。
3階には、アイウェアを通じて東京のスタンダードスタイルを提案するゾーン「Tokyo EyEs」が完成。アイウェアセレクト「EYETHINK」、YUICHI TOYAMAによる「Mille」、期間限定の「POP UP SPACE」がそろう。
3月21日には、コーヒー豆専門店「虎へび珈琲」がブランド初の旗艦店を3階立体街路添いの区画にオープン。「PUEBCO」「PEERLESS(visvim)」と合わせ、唯一無二かつカルチャー感度の高いゾーンを強化する。
5階には、機能性とファッション性を兼ね備えた米国のアウトドアシューズブランド「MERRELL」のプレミアムラインを取りそろえた「MERRELL 1TRL」が3月24日に、アートソフビ専門店「T-BASE JAPAN SHIBUYA」が3月11日に、それぞれオープン。グローバルファッションからPOPカルチャーまで、現在の東京・渋谷の空気感を世界に発信していく。
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