ニュース
関西のマンション価格が上昇中 平均額は「史上最高」、広さは「史上最狭」に いくら?(2/2 ページ)
リクルート(東京都千代田区)の住まい領域の調査研究機関である「SUUMOリサーチセンター」は、関西圏の新築分譲マンション契約者を対象とした調査について、2022年に契約した人の動向を取りまとめ発表した。
自己資本比率は21年より3ポイント上昇
自己資金、ローン借入状況については、自己資金比率は平均27.6%で、21年より3ポイント上昇した。また、ローン借入総額は平均4304万円で、昨年より213万円上昇した。
住まいの購入を思い立った理由は、「子どもや家族のため、家を持ちたいと思ったから」(35%)が最も多かった。次いで、「資産を持ちたい、資産として有利だと思ったから」(29%)と続いた。「資産として有利」という理由については03年以降で最高となった一方で、「金利が低い」「税制が有利」などは最低の回答数となった。
物件を検討する上で重視した項目は、「価格」(87%)が最も高く、以下「最寄り駅からの時間」(79%)、「住戸の広さ」(64%)、 「間取りプラン」(57%)などが続いた。21年と比べると「周辺環境」の重視度が低下していた。
具体的に検討した住宅の種別は、新築マンション以外では「中古マンション」(49%)が最も多く、03年以降で最も高くなった。購入を思い立ってから契約するまでの期間は、「2カ月以内」(24%)が最も多く、次いで 「3〜4カ月」(23%)となり、半数弱が4カ月以内に契約していた。一方、平均は9.6カ月で、21年よりやや長い結果となった。
調査は関西圏(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)の新築分譲マンション購入契約者を対象に実施。集計対象期間は22年1〜12月、集計数は計1920件。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
マスク着用率が高い都道府県 3位「愛知県」、2位「岐阜県」、1位は?
第一三共ヘルスケアは、全国47都道府県の男女を対象に「『脱マスク』と健康意識に関する実態調査」を実施した。都道府県別にマスク着用率を見ると、着用率が最も高い都道府県1位は「広島県」(72.0%)だった。
女性に人気のハイブランド財布 3位は「GUCCI」、2位は「COACH」、1位は?
secret placeは、20代以上の女性に「女性に人気のハイブランドの財布」について調査を実施した。今自身が使っている財布のブランド1位は「Louis Vuitton」だった。
女性が選ぶ、満足度が高いネット銀行 3位「楽天銀行」、2位「住信SBIネット銀行」、1位は?
子育て情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」を発行するこどもりびんぐ(東京都千代田区)が運営する「シルミル研究所」は「インターネット銀行に関する調査」を実施した。その結果、女性が選ぶ総合満足度が高いインターネット銀行ランキングの第1位は「あおぞら銀行BANK」だった。
建設業の倒産が急増している「3つの理由」とは?
帝国データバンク(東京都港区)は、建設業の倒産発生状況についての調査・分析結果を発表した。工期長期化・人手不足・資材高の3つの主な原因のため、2022年度は3年ぶりに倒産が増加した。倒産件数は21年度と比較して19%上昇した。
日本人の“働く幸福度”、世界最低に 調査で分かった「3つの理由」
パーソル総合研究所(東京都港区)は、18カ国・地域を対象に実施した「グローバル就業実態・成長意識調査−はたらくWell-beingの国際比較」の結果を発表した。日本は、調査対象国の中で、“働く幸福度”が最下位だった。




