お酒を飲まないZ世代社員 どんな飲み会なら参加したい？（1/2 ページ）

江戸前汽船（東京都江東区）が、お酒を飲まないZ世代（22〜26歳）の会社員を対象に、「ノンアルZ世代の宴会に対する意識調査」を実施した。

[サトウナナミ，ITmedia]

　屋形船の運営を手掛ける江戸前汽船（東京都江東区）は、お酒を飲まないZ世代（22〜26歳）の会社員を対象に、「ノンアルZ世代の宴会に対する意識調査」を実施した。どのような内容や工夫があると宴会やイベントに参加したいと思うかについては、1位は「飲酒を強制しない雰囲気」（55.9%）だった。

ノンアルZ世代の宴会に対する意識調査（写真はイメージ、提供：写真AC）

普段お酒を飲まない理由（江戸前汽船調べ）

　普段お酒を飲まない理由について、最も多い回答は「お酒の味が苦手」（40.1%）だった。次いで、「体質的に飲めない」（37.1%）、「健康面の懸念」（18.3%）と続いた。

お酒の席で不満や悩みを感じた経験（江戸前汽船調べ）

　お酒の席で不満や悩みを感じた経験について尋ねたところ、「かなりある」（13.9%）と「ややある」（26.7%）を合わせて、「ある」とした人は全体の約4割だった。また、「お酒の席には普段から参加しない」は22.3%だった。

不満や悩みを感じた場面（江戸前汽船調べ）

　不満や悩みを感じた経験が「ある」と回答した人に、そう感じた場面について聞いた。最も多い回答は「飲まないことで疎外感を感じる」で48.8%、次いで「飲まない理由を説明するのが面倒」（45.1%）、「お酒を飲む人の話題についていけない」（35.4%）と続いた。

　その他の回答では、「慣れてはいるが、割り勘は損だなと感じる」（26歳）、「飲酒の強要」（25歳）、「飲めないから誘われなくなる」（25歳）などの意見が見られた。