2015年7月27日以前の記事
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「管理職になりたくない」約8割 実際の管理職に聞く、続けたい? 続けたくない? 意外な結果なりたい理由1位は「報酬アップ」(2/2 ページ)

日本能率協会マネジメントセンターが、管理職に関する調査結果を発表した。管理職になりたくないと考える人が約8割だった。一方、実際の管理職はどう感じているのか。

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 現在管理職の人に、管理職になりたかった理由・なりたくなかった理由を聞いた。なりたかった理由の1位は「報酬アップのため」で57.5%を占めた。以下、「自分の能力アップや成長のため」(39.0%)、「責任のある大きな仕事に挑戦できるから」(26.0%)と続く。


管理職になりたかった理由

 なりたくなかった理由の1位は「自分は管理職に向いていないから」で46.6%。2位以下は「管理職の負荷と報酬アップが釣り合っていないから」(32.1%)、「業務量や業務時間の負荷が高いから」(23.6%)だった。


管理職になりたくなかった理由

 ネガティブ管理職に、管理職になってみて感じた仕事への印象を聞いた。1位は「調整が多くて面倒」「プレーヤーとしての仕事の方が面白い」で、ともに71.3%が回答した。3位は「負荷に対し報酬が釣り合っていない」で65.3%。いずれの回答も、ポジティブ管理職の回答率が高く、同社は「ネガティブな側面は両者に共通しており、それでも管理職になったことで気付けた新たな魅力の方が上回ればポジティブな姿勢になる」とコメントしている。


管理職になって感じた仕事への印象

 調査は4月、従業員数300人以上の企業に勤める管理職1072人、一般社員1116人を対象にインターネットで実施した。

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