富裕層、タワマン離れ? 「年収1000万以上」の居住経験はわずか3.5% いったい誰が住んでいるのか:「タワマンに住みたい」少数派
タワーマンションに関する調査結果。居住経験を聞くと、「年収1000万円以上」の人よりも、住んでいる割合が高い年収帯があった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
AZWAY(東京都豊島区)が、「タワーマンションに住んだ経験の有無」に関する調査結果を発表した。タワーマンションに住んだ経験を年収別に見ると、「ある」の回答率が最も高いのは「500万〜700万円」だった。
タワーマンションに住んだ経験を聞くと、「はい」が13人、「いいえ」が487人で、居住経験がない人が圧倒的に多かった。年収別で見ると、居住経験ありが最も多かったのは「500万〜700万円」で、8.3%が回答した。次点は「1000万円以上」で、3.5%が居住経験があると回答した。
タワーマンションに住んでみたいか聞くと、「はい」が116人、「いいえ」が384人で、こちらも否定派が多数を占めた。タワーマンションのデメリットとして「管理費が高そう」「値段が高いのに加え、相応の身なりや振る舞いが必要だと思う」といった意見があった。
年収別では、「1000万円以上」で「はい」の回答率が最も高く、32.1%を占めた。最も低かったのは「700万円〜1000万円」で、16.7%にとどまった。「500万〜700万円」の20.8%より4.1ポイント低かった。
魅力を感じる住まいを聞くと、「地方都市の一軒家」に回答が最も多く集まった。全体のうち165人が回答した。以下、「1都3県の一軒家」(125人)、「都心のタワーマンション」(89人)と続く。
調査は4月7〜18日、インターネットで実施した。10〜60代の男女500人が対象。
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