上司の嫌なところランキング、3位「高圧的」 1位は同率で2つ 「気分屋」、もう片方は?:理想の上司像1位は「親しみやすい」
シナプルリンクの調査で、職場に嫌な上司がいると答えた人は6割超に上った。どんなところが嫌なのか? ランキング形式で明らかに。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
シナプルリンク(広島市)が、運営するメディア「まるっと転職」で実施した「嫌な上司・理想的な上司」に関する調査結果を発表した。上司が理由で会社を辞めたいと考えたことがある人は6割超に上り、上司の嫌なところの1位は同率で「相手によって態度を変える」「気分屋」だった。
職場に嫌いな上司がいるか聞いたところ、「はい」が61.4%で過半数を占めた。上司が理由で会社を辞めたいと考えたことがある人も63.9%で、いずれも6割を超える結果となった。
職場の上司の嫌なところを聞くと、「相手によって態度を変える」「気分屋(言動に一貫性がない)」がいずれも45.2%と同率で1位。「私が優秀と分かったらおだてまくって、他部署に行くと分かったら手のひらを返して嫌がらせをしてきた」「私と他の人との態度があからさまに違う。特に若い女性に甘い」といったコメントがあった。3位以下は「高圧的」(44.4%)、「他人の意見を聞かない」(37.1%)、「嫌みや説教が多い」(35.5%)が続いた。
職場に嫌いな上司がいると回答した人に、上司との関わりで面倒だと感じることを聞いた。1位は「業務内容の確認や指導」で、唯一回答率が2割を超え、27.4%が回答した。「3年間の経営計画を立てているのにちょっとでも計画通り行かないと、我慢できずに結局毎年3年分の計画を作り直している」「レビューを依頼して指摘通りに修正したにもかかわらず、違うことで修正依頼。また直して修正したら、最初の指摘に戻る」といった意見があった。以下、「プライベートな話・雑談」(16.9%)、「報連相」(15.3%)と続く。
理想の上司像を聞くと、1位は「親しみやすい」。64.9%が回答した。2位以下は「頼もしい」(61.4%)、「指導力がある」(56.9%)が続いた。
調査は4月20日、20〜50代会社員202人を対象に、インターネットで実施した。
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