売れ筋は398円トランクス…… ドンキ、新型ボクサーパンツ投入 「人には言えない」悩み解消目指す:発売から約1年(1/2 ページ)
ドン・キホーテは2022年3月、男性特有の悩みや不安を解消するボクサーパンツを6種類発売した。どんな売れ方をしてきたのか。企画担当者に聞いてみた。
ドン・キホーテは2022年3月、男性特有の悩みや不安を解消するボクサーパンツを6種類発売した。その後、どういった反響があったのだろうか。商品企画の担当者に話を聞いた。
発売したのは「かるック」「むれナック」「もれナック」「のびック」「さらテック」「ポジテック」(いずれも1098円)だ。
かるックは厚さが0.1ミリという“極薄”が特徴。薄くても安心感があるようにナイロン素材を採用。内側にサラサラな生地を使うことで快適さを追求した。大事な部分は透けにくい二重構造となっている。
さらテックは、生地のサラサラ感が大きな特徴。肌に触れる裏面には柔らかく滑らかな素材を使っている。表側には、吸汗・速乾の生地を採用している。
もれナックは尿漏れの悩みを抱えている人に向けて開発された。しっかり吸収できるように4層構造となっているのが特徴。内側は速乾でべたつきにくい素材を使っている。
その他、むれナックは高い通気性で蒸れにくい、のびックは伸長率を高めた素材によりフィット感が高い、ポジテックは大事な部分を優しくホールドするので安定感があるという特徴がそれぞれ挙げられる。
なお、23年4月からは「りらック」を新たに投入した。大事な部分をハンモックのように優しく包み込むのが特徴で、公式Webサイトでは「やさしいフィット感と浮遊感のハーモニー! 分離構造でべたつかずムレにくいからずっとサラサラ!」としている。
このシリーズの中で、売り上げ1位はかるック、2位はさらテック、3位はもれナックだという。担当者は、ずっと肌に密着しているものなので、肌触りの良さをアピールする商品が支持される傾向があると分析する。
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