「自宅にいながらデータセンターを構築」 ネットワーク機器をミニチュア化、カプセルトイで発売:シスコ、古河電工、A10ネットワークスが監修
ルーターやゲートウェイなどのネットワーク機器をミニチュア化したカプセルトイが登場する。発売元は「自宅にいながらデータセンターを構築する気分を味わって」としている。どんな商品なのか。
【お詫びと訂正:2023年6月19日10時40分 初出サブタイトルで、「古川電工」としておりましたが、正しくは「古河電工」でした。訂正してお詫び申し上げます。】
ターリン・インターナショナル(東京都台東区)は6月15日、ネットワーク機器4種をミニチュア化したカプセルトイ「手のひらネットワーク機器」を全国で発売する。価格は500円。メーカー監修の下、ルーターやゲートウェイをミニチュアで再現するとともに、組み立て式のサーバラックなども用意した。
監修をA10ネットワークス、シスコシステムズ、古河電気工業が担当し、企画と総合監修はエーピーコミュニケーションズが担当した。商品のラインアップは4種類。A10ネットワークスから「Thunder 7655S」、シスコシステムズから「C9300-48UXM」と「Cisco Meraki」の「MX85」、古河電気工業から「FITELnet FX2」をそろえた。
それぞれはLANケーブルで接続でき、組み立て式のサーバラックには冷却ファンや棚板などの小物を装着でき、「自宅にいながらデータセンターを構築する気分を味わっていただけます」としている。
今回の企画は、総合監修を務めたエーピーコミュニケーションズが発起人だという。ITインフラ業界をもっと盛り上げたいという思いから、社会に不可欠なITにおける「縁の下の力持ち」であるインフラエンジニアの存在を知ってもらい、仕事に興味を持ってもらうことを狙いとしている。
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