結婚経験者が「幸せ」に必要だと思うもの 3位「配偶者の理解」、2位「お金」 1位は?
今、幸せですか? 結婚経験者に聞いたところ、7割超が「幸せ」と答えた。最も幸せに必要なものと考えられているものは何だったのか。
【お詫びと訂正:2023年6月22日17時25分 年収帯別の「幸せ派」「不幸せ派」の割合に関して、本来は年収帯ごとにそれぞれを比較すべきところ、回答者全体のうちに占める割合で比較しておりました。お詫び申し上げます。内容の正確性を期するため、調査元のネクストレベルに問い合わせ、本文を年収帯別に見た割合で比較した内容に訂正するとともに、タイトルも変更いたしました】
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ネクストレベル(横浜市)が、結婚経験がある男女を対象にした、結婚と幸福度に関する調査結果を発表した。幸せに必要だと思うものを聞いたところ、1位は「健康」だった。
今、幸せと感じているか聞くと「幸せ」(45.5%)、「とても幸せ」(26.7%)を合わせ、7割超が幸せに感じていることが分かった。不幸せ派は「あまり幸せでない」(8.2%)、「幸せでない」(3.9%)で1割強にとどまった。結婚経験がある人の多くは幸せに感じていることが分かった。
幸せに最も必要だと思うものを聞くと、1位は「健康」で33.3%が回答した。「健康でなければ、いくらお金があっても、どんなに良いところに住んでいても、つらいと感じてしまうから」「何よりも自分が健康でいなければ、他のものも全て手に入らないと思うから」といった声があった。
2位以下は「お金(経済的な余裕)」が27.6%、「配偶者の理解・価値観の共有」が18.5%で続いた。男女別に見ると、2位までは全体と同じ結果だったが、3位以下に違いが見られた。男性3位は「配偶者の存在」(13.5%)だったのに対して女性の3位は「配偶者の理解・価値観の共有」(24.0%)となっている。また、全体5位の「子ども」は、男性の回答率が4.5%に対し、女性は8.6%と2倍近くの開きがあった。
世帯年収を、幸せに感じている人と不幸せに感じている人で分析すると、前者が最も多かったのは「900万〜1000万円未満」で85.7%だった。以下、「1000万円以上」(82.3%)、「300万〜400万円未満」(77.0%)の順となった。一方、不幸せに感じている人が多かったのは「300万円未満」で35.5%。次に多かったのは「800万〜900万円未満」(18.6%)だった。
世帯年収別、「幸せ派」と「不幸せ派」の割合(「マッチングアプリ大学」調べのデータを基に、編集部が作成。母数は年収帯の下から順に、31人、48人、56人、59人、35人、26人、27人、14人、34人)
調査はネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」がインターネットで実施した。期間は5月26日〜6月5日で、対象は結婚経験がある20〜60代の男女330人。
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