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「宇宙ホテル」2027年に登場、どんな施設なのか:星降る里
宇宙体験を提供するamulapoは、八ヶ岳高原テラスと連携し、宇宙をコンセプトとした滞在型の体験施設を造成すると発表した。
宇宙体験を提供するamulapo(アミュラポ、東京都新宿区)は、八ヶ岳高原テラス(長野県原村)と連携し、宇宙をコンセプトとした滞在型の体験施設を造成すると発表した。宇宙をテーマとした体験、食、建築、アクティビティを段階的に開設し、2027年に「宇宙ホテル」を造成する。宇宙をコンセプトにしたホテルリゾートで、新たな集客を狙う。
八ヶ岳高原テラスのある長野県原村は、八ヶ岳と諏訪湖の間に広がる高原で、標高900〜1300メートルに位置している。一年を通じ降水量が少なく、湿度も低くさわやかな気候であり、晴天率が高い。年間を通して360度の星を楽しむことができる「星降る里」として、古くから言い伝えられている。
今回amulapoは、3000坪の敷地を有する宿泊施設八ヶ岳高原テラスと連携し、宇宙をテーマとしたペンション経営、星空観測などの宇宙体験アクティビティを造成する。今後の宇宙開発の研究開発の場としての利用も構想していて、宇宙モジュールでの滞在実験などが実施できる場としての提供も予定している。
7月7日から星空観測や宇宙体験などさまざまな体験ができる宿泊予約を開始した。宇宙ホテル自体の増築は今後段階的に実施し、27年の完成を目指す。
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